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ハリー・ポッターと呪いの子
Palace Theatre
Harry Potter and the Cursed Child

『ハリー・ポッターと呪いの子』ロンドン公演 ご予約方法、あらすじ、劇場、座席表

ハリーとドラコの息子が繰り広げる大冒険
恐ろしい黒魔術も、煌めく魔法も五感を通して体感!



ハリー・ポッター・ファンに、おすすめしたいのが舞台「ハリー・ポッターと呪われた子」ロンドン公演。舞台を通して、イギリスらしい景色やユーモアを堪能できる作品といえます。ストーリーの面白さは言わずもがなですが、ハリー、ハーマイオニー、ロンの友情の再結集を見られるのはファンにとってはうれしいもの。


(公演時間 1部:2時間40分、2部:2時間35分)


ハリーの子供たちがホグワーツで学ぶ。未熟な魔法使いたちの学ぶほほえましい光景。


みどころ

舞台は、ハリー・ポッターが大人になり、妻ジーンとの子供たちをホグワーツに送り出すため、キングスクロスへ送り出す場面から始まります。ハリーの息子アルバスは、偉大な父を持ったことで劣等感を抱くティーンエイジャー。ホグワーツへ向かう列車の中で、ドラコ・マルフォイの息子スコーピウスと出会い友達になります。ドラコといえば、ハリーを目の敵にしていた黒魔術師の息子。しかし、その息子スコーピウスは、心優しい天然キャラな男の子として描かれていて、とても心和む設定。


ホグワーツへ向かう列車の中で、アルバスはドラコの息子スコーピウスに出会う。


この二人の少年が、ある過去を変えるため、タイムトリップの冒険に出るというのが本作品の軸となります。本編では、ドラコはハリーを目の敵にしていたので、ドラコの息子が心優しいシャイな男の子として描かれているのは新鮮です。一方、ハリーとその息子アルバスはぎこちない親子関係に悩んでいます。



大人になっても、ハリーはドラコとバトルを繰り広げるも、二人の関係は変わっていく。


ハリー・ポッターの続編ともいえるこの物語は、映画と異なり、イギリスらしいユーモアにあふれる筋書きで、いたるところで笑いが起こります。それでも、物語の中では、登場人物たちの感情が時にはすれ違い、ぶつかり合い、ふと涙が出てきてしまう・・・ハリー・ポッター・ファンには、何とも言えない人間味溢れるストーリーになっています。


ディメンターが劇場内を舞うシーンは、あまりにリアルで恐怖の絶頂に。

物語の中で少し奇妙だったのは、幼いながらも聡明で偉大な魔術師であったハリーが、物語では、堅物でミッドエイジクライシスに陥った父親として登場したこと。そんな父親への反抗心から、アルバスはタイムターナー(タイムトリップをするための時計)を使って、過去を変えようと試みます。このこじらせ親子につき合わされたスコーピウスの天然ボケさと聡明さが、友人と大人たちも救うことに。スコーピウスなしには、この話はあっと驚く冒険となりえません。そして、オリジナル作品でおなじみのキャラクターたちも、強烈なインパクトを持って登場し、観客側もテンションが上がりっぱなしに。ロンは相変わらずのユーモアで劇場を盛り上げ、マルフォイは影を持ったダンディーな黒魔術師に。一方で、ハリーの威厳さは完全に失われ、「偉大なハリー・ポッターも今や冷たい石の魔法省の役人だな」と言われるシーンは大爆笑が起き、全体的にもハリーの情けない面が浮きだっていました。


少し頼りない中年になったハリー(右から二番目)と妻を失い失意のドラコ(一番左)。


そして、この物語の素晴らしいもうひとつの側面は、美しさも、おぞましさも含んだインパクトのある舞台装置。その素晴らしく、驚きの演出の詳細はここでは明かしませんが、光、炎、風、魂、怨念が舞台を渦巻き、客席からも驚かされるほど。マジカルパワーが自分の肌にも伝わる激しさ、炎が燃える熱さ、ディメンターが現れて魂を抜き取られそうになる恐怖感・・・すべてが五感を通して伝わってきます。そのため、座席は、強くストールズ(1階)の前方に近い席をおすすめします。特に、登場人物たちの表情を見ることのできるエリアです(10列目まで)。


炎や風、魔法仕掛けの演出など、最もインパクトの強い舞台と言える。


また、英語が苦手だと感じられる方にも、おすすめしたい舞台といえます。まず、日本語で「ハリー・ポッターと呪いの子」を読んでみれば、流れがわかるので全く問題なく楽しめるはずです。英語好きな方は、脚本になっている原文を読めば、舞台が全くその通りに進んでいくことにわくわくするはず。ロンドンに来たら、ご覧いただきたい作品のひとつです。

(備考)
ストーリーは、1部と2部に分かれており、それぞれ別日に観賞することも可能。(劇場直接予約のみ)


上演日と上演時間

<上演日>
水・金・土 1部14:00-、2部19:00-
日 1部13:00-、2部18:00-

※2024年2月13日、5月28日、公演あり
2024年5月18日はキャプション付き公演(個別に劇場へお問い合わせください)


<上演時間>
1部 約2時間40分、2部 約2時間35分(途中休憩を含む)

<備考>
10歳以上推奨。乳児を抱えてのご鑑賞は認められておりません。15歳以下のお子様は、保護者同伴でのご鑑賞が必要となります。



パレス劇場で迫力を楽しめるのは1階前方。壁際に近いお席はリーズナブルでお勧めです。

同日に1部、2部を予約した場合、自動的に2部は1部と同じお席になります。
当サイトでは、同日に1部、2部セットでのご予約になります。

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パレス劇場へのアクセス

<ハリー・ポッターと呪いの子 劇場の住所および場所>

Palace Theatre パレス劇場
113 Shaftesbury Ave, London W1D 5AY イギリス

<劇場までのアクセス>

Leicester Square駅から徒歩3分、Tottenham Court Road駅から徒歩5分、Covent Garden駅から徒歩7分、Piccadilly Circus Stationから徒歩6分。

Googleアクセスマップはこちら


チケット受け取り方法


公演日の前に、オンラインチェックインを求められます。チェックインすると、チケットがメールにて送られてきます。
オンライン予約で、ご予約後に届くメールに添付のEチケットをスマートフォンの画面保存またはご印刷の上、劇場入り口にてご提出ください。


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