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ナショナル・ギャラリー
National Gallery



add: The National Gallery
Trafalgar Square, London WC2N 5DN,WC1

tel:

hp
ナショナルギャラリー公式サイト(日本語)



category: 美術館
station: Charing Cross
ticket:
無料(特別展は除く。特別展のチケットは、ネットで購入も可)
open:Daily 10am – 6pm
Friday 10am – 9pm(1/1、12/24-26は休館)

所要時間:1-5時間
付近の観光名所:トラファルガー広場
備考:
コレクションは貸し出しやメンテナンスで、公開されていない場合があります。
バリアフリー・アクセスについての問合せ先
メール問合せ
付近のオススメレストラン:

ナショナル・ギャラリー

2300点を超える西洋の美術品を展示する
世界最大級の美術館


壮大な規模を誇るナショナル・ギャラリーはトラファルガー広場の目の前。

ナショナル・ギャラリーは、2300点を超える西洋の美術品を展示する世界最大級の美術館。

【13世紀から15世紀のコレクション】
中世後期の宗教画が中心に展示されているエリア。教会や修道院の祭壇に飾られた宗教画が芸術の中心であり、古代神話の場面を写実的に描こうとする試みもみられた時代。

「アルノルフィーニ夫妻の肖像」ヤン・ファン・エイク
当時のモダンなドレスのドレープや布の素材感、背後に掛けられた鏡や真鍮のシャンデリアが鋭敏に描かれています。北方リアリズムの代表的な作品。

「ビーナスと軍神マールス」サンドロ・ボッティチェリ
軍神マールスがビーナスの前では無防備で寝ているところから、愛は武力に勝り、全てを制すという意味が込められていると解釈されています。サテュロス(半人半獣)の子供達が、マールスの耳元でトランペットを吹き、武器を持って遊んでいても起きることはないという、ユーモラスを持って人間の本質を描いた作品。

【16世紀のコレクション】
イタリア・ルネッサンスが開花した時代。ギリシャ、ローマの再復興が試みられ、ナショナル・ギャラリーにも数々の名作が所蔵されています。

「岩窟の聖母」レオナルド・ダヴィンチ
ミラノの「聖母無原罪の御宿り会」が、レオナルドとデ・プレディス兄弟に、サン・フランチェスコの小礼拝堂の祭壇画を1483年に発注したもの。代金の支払いがなされなかったことから、最初の作品をフランスに送り、その後1508年に書き上げたものがナショナル・ギャラリーに所蔵されています。

「バッカスとアリアドネ」ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
酒神バッカスがアリアドネに恋をし、チーターに引かせた二輪車を降りてくる一場面。テーセウスからナクソス島から追放されたアリアドネは、バッカスによって天に召され、星座になります。この物語のシリーズは、フェラーラ公爵アルフォンソ・デーゼのために描かれたもの。

「カーネーションの聖母」ラファエロ・サンツィオ
聖母とキリストの手には結婚の象徴であるピンクの花が握られていることから、聖母はキリストの母としてだけでなく、花嫁としても描かれていることを意味しています。ラファエロは、常識を新しい解釈に変換することを好み、当作品では、聖母子を喜怒哀楽を表現した人間らしい母と子を描いています。

【17世紀のコレクション】
ルネッサンス後期のカラヴァッジオに始まり、バロック絵画のレンブラントやフェルメールなどのオランダ画家の作品を中心に展示されています。

「エマオの晩餐」カラヴァッジョ
キリスト磔刑後、弟子達がエマオでキリストに出会う一場面を描いた作品。かつての画家達とは異なり、髭を蓄えていないキリストを人間らしい表情で描いている点が画期的であると言われています。

「ヴァージナルの前に立つ女」ヨハネス・フェルメール
背景のキューピッドが持つカードとヴァージナルという楽器によって、女性の貞節を表現しています。オランダ特有のタイルの色調や女性のドレスの光沢とドレープが美しく写実的に描かれている。

「鏡のビーナス」ディエゴ・ベラスケス
息子のキューピットが支える鏡の前で、愛の女神ビーナスが自分の姿に見入っている一場面。ベラスケスは、女性の美を擬人化して表現したとも解釈されています。この絵が描かれた当時、婦人裸体画は、厳格なスペインの教会で異端審問の的となったため、稀なケースであったものの、王を始め貴族の間で収集されていたことがわかっています。

【18世紀から20世紀初期のコレクション】
個人の収集家や展覧会の為に書かれた小規模な作品が数多く輩出されるようになった時代。ゴヤ、ターナー、モネ、ドガ、ゴッホなどの作品が展示されています。

「戦艦テメレーア」ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
1803年トラファルガーの海戦で、ネルソン提督の旗艦ヴィクトリーとして活躍したテメレーアが1838年、役目を終え、シアネスからロザーハイズまで牽引される姿が描かれています。ロザーハイズはシアネスより西方にあるにも関わらず、日没の方向とは別の方向に牽引されていることから、イギリス海軍の衰退と喪失感を表現していると解釈されています。

「ひまわり」フィンセント・ファン・ゴッホ
ゴッホが南仏アルルに借りた黄色い家で、ゴーギャンの部屋のデコレーションをする為、1888年8月から9月の間に描いた作品。枯れゆくひまわりは、熱い筆で描かれ、インパスト(厚く盛り上げて描く技法)によってひまわりの種子を繊細に表現しています。

【レストラン】
The National Dining Rooms
ロンドンで最も話題性の高いレストランを数々プロデュースしてきたオリバー・ペイトンが企画し、世界的な建築家ディヴィッド・コリンズがデザインしたレストラン。グラスワインがセットになったランチメニューやアフタヌーンティーが人気。子供用のメニューもあり。

(参照)National Gallery Official Web site

  


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