「All is one(全てはひとつ)」は、ジョルジーナ・グッドマンの哲学。全ての背中合わせにある事柄は、同じラインの上に存在する。例えば、悲しみと楽しみ、良いことと悪いこと、女性と男性・・・全ての対照的に見える事柄は、同じエネルギーを持つ。それらの要素を包み込むようにひとつの形に表現するのがジョルジーナ・グッドマンのデザイン。一枚の皮をいくつかの片に裁断することなく、まるごと用いることで完全なる美を表現することに成功している。靴のクチュールの歴史が深いイギリスだが、ジョルジーナ・グッドマンは、今までの伝統的な靴作りとは全く異なるプロセスで、見事なシェイプとセクシーな表情を引き出している。
こうした斬新な着想は、次々と新しい創造の発展へと導いていく。ロンドンを拠点としていたファッション・デザイナー「カレン・ウォーカー」とコラボレーションで、ルビー・スチュアート(ロッド・スチュアートの娘)らをモデルに起用して行ったショーでは、高い評価を受け、世界的なシューズ・ブランドへと発展した。ハンド・メイド・シューズには、こう書かれている、「Hand
Made in Love」。愛情を込めたシューズ・デザインが、ジョルジーナ・グッドマンというブランドに根付いているからこそ、このシューズを手に取った者への愛情が確実に伝わり、心を掴んで離さない理由なのだと思う。