Frankie’s Criterion

　サロンのように高い天井には金のモザイク、ゴールドの曲線を描くアーチと輝くミラーは、アラビアンナイトをイメージした贅沢な雰囲気を演出する。この建物は、1873年に劇場とレストラン、ボールルームなどの施設を兼ね備えたビルとして建てられた。1920年から1984年までは、実際にディナーダンスが行われていたというから、イギリスならではの文化が残されたレストランといえる。
　この典型的なイギリス文化と対照的に、ロンドンの3星フレンチシェフ「Marco Pierre White」が2006年１月に新たにイタリア料理に挑み、著名騎手FRANKIE DETTORIと共同経営レストランとしてこの店を再オープンさせた。前菜・メイン・デザート（コーヒー付き）の3コースで料理はシンプルだが、£32と比較的高め。評価は賛否両論。