イギリス ロンドン観光ガイド
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ロンドン塔
Tower of London

約千年の英国王家の歴史を刻む血塗られた悲劇の城「ロンドン塔」


add: HM Tower of London ,EC3
tel: 0870-756-6060
pchp: 【ロンドン塔公式サイト】http://www.tower-of-london.org.uk/


category: 城(世界遺産)
station: Tower Hill
ticket:
大人£15 子供(16歳以下)£9.50 学生(学生証携帯)£12 ファミリー料金(大人2人までと子供3人まで)£43。チケットをオンラインで予約するとスムーズに入場できる。
open: 3月-10月 Tue-Sat 9am-6pm, Mon & Sun 10am-6pm , 11月-2月 Tue-Sat 9am-5pm, Mon & Sun 10am-5pm (注1)最終入場時間は閉館時間の1時間前まで。(注2)12月24-26日と1月1日は休館日。
所要時間: 2-3時間
備考: 1988年、世界文化遺産に指定
付近のオススメレストラン:
Cantina del Pont
イタリア料理
ブリジット・ジョーンズがデートした店。コンランのインテリアとシーフードを楽しむ

11世紀にウイリアム征服王が王位を得た直後に要塞として建設させたというロンドン塔。11の塔で構成され、約1千年の英国王家の歴史を物語る城。ウィリアム1世(在位1066-1087)からジェームズ1世(在位1603-1625)まで、歴代の王がここで暮らしていました。数々の反逆者達を幽閉し、処刑した血塗られた城として有名で、エリザベス1世(在位1558-1603)が即位する前に捕らえられたり、彼女の母であり、ヘンリー8世の王妃であるアン・ブーリンも、「女児しか生めない」という理由で、ここで処刑。第二次世界大戦後まで牢獄・処刑場として利用され続け、捕らえられたドイツ・ヒトラー政権の副曹もここに幽閉され、ドイツ人スパイは銃で処刑されています。

クラウン・ジュエル The Crown Jewels

14世紀初頭から現在に至るまで、英国王室の財宝クラウン・ジュエルを守り続けています。1715年から1939年に使われた5つの王冠や、1万2千個以上のダイヤモンドが展示され、世界最大のダイヤモンド「アフリカの星」が有名。
王冠や王笏に埋め込まれた煌く宝石の数々に、思わずため息をついてしまうほど。


中世の宮殿 The Medieval Palace
ウィリアム1世以降ジェームズ1世まで、エリザベス1世を除く数々の国王が暮らした宮殿。宮殿の部屋は、エドワード1世(在位1272-1307年)当時の様子を再現しています。

ウォール・ウォーク The Wall Walk
要塞として建設されたロンドン塔は、巨大な城壁で囲まれており、それらは防衛の役割を果たしてきました。東側の城壁を巡るルートでは、城壁の一部を成す塔のそれぞれが、13世紀以来どのように使われてきたかを見ることができます。

ホワイト・タワー The White Tower

ウィリアム征服王の時代に立てられたホワイト・タワーは、ロンドン塔の長い歴史を物語る。ここには多くの反逆罪に問われた者が幽閉されていました。現在は、王の武具や拷問用器具を展示した常設展を行っています。

西側エントランスとウォーター・レーン 
Western Entrance & Water Lane

ウェスト・ゲート周辺は、要塞としてのロンドン塔の防衛機能を見ることができます。ウォーター・レーンにあるトレーターズ・ゲート(反逆者達の門)は、エリザベス1世や「ユートピア」の著者トマス・モアなど、反逆者として捕らえられた多くの著名人達がくぐり抜けた暗い歴史を持つ門。

姉メアリー女王によって反逆の罪を着せられ、ここへ連れられてきたエリザベス1世は、
「人違いであるので、この逮捕は無効です」と頑なに拒否し続けたといわれています。


処刑場跡とタワー・グリーン 
Scaffold Site & Tower Green
ロンドン塔の囚人で最も高名な要人たちは、タワー・グリーン周辺の建物に幽閉され、ヘンリー8世の王妃等を含む7人はこの処刑台で処刑されています。

ロンドン塔を楽しむためのお役立ち情報
ヨーマン・ウォーダーとは? 
ヴィーフィーターの愛称で呼ばれるヨーマン・ウォーダーは、14世紀以来ロンドン塔を守り続けてきた威厳ある護衛兵達。現在は、昔からの儀式を執り行うだけでなく、見学ツアーのガイドも行っています。ヨーマンのガイドは、所要時間約60分で、陰謀や当時の拷問の様子など、ロンドン塔の長い歴史を雰囲気たっぷりに紹介します。


大カラスにまつわるお告げ 
The Ravens

チャールズ2世(在位1660-1685年)の時代に、大カラスがロンドンを去ると英国王室が終焉を迎えるというお告げを受け、一定数のカラスを飼うことに決めたと言われています。もともとは人肉を好むカラスが、この処刑場に集まってきたことから、ここで飼い始めたということ。

ロンドンでは姿が見られないカラス。6羽のカラスが、ここで飼育されています。

音声ガイド
6カ国語で用意された「ロンドン塔の囚人達」は、著名な囚人の話を盛り込みながら、城塞の各場所の用途や歴史を解説。£3.50。


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