イギリス ロンドン観光ガイド
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Apartment 195 APT. 195 SW3

カクテルの波はNYからロンドンへ。
フルーツ・エッセンスが効くミクソロージー・カクテルはAPTへ


ロンドンらしいお酒といえば、何を思い出しますか?遠慮もなく大きなグラスに注がれたビール、それともヴィクトリア女王がラベルに描かれたボンベイ・サファイアを使ったジン・トニックでしょうか。もしくは、ウィンブルドンの季節には欠かせない、あの爽やかで一口飲むと止まらないピムズでしょうか。

でも、今はそんなステレオ・サウンドな先入観は捨てて、チェルシーの「アパートメント195」へと足を運びましょう。ここは、フルーツや野菜を自在に使ってカクテルをつくる今流行の「ミクソロジー・カクテル」の草分け的存在のバー。名前の通り、キングス・ロード195番地にあるこの店は、外から眺めると、知らない人の家に忍び込むような感じで気が引ける・・・そんな雰囲気なのです。しかし、勇気を出して踏み出しましょう。足を踏み入れれば、そこは、落ちついたダーク・ブラウンの空間が広がり、アール・デコ+モダンに仕上げられた天井の装飾、革張りのラグジュアリーなソファーといった具合のオールド・ファッションなインテリア。

一方、そんな古き良きスタイルとは対照的に、エリザベス1世をカラフルに書き上げた肖像画など、個性の強いコンテンポラリー・アートがいくつも飾られています。そのアンバランスなジェネレーションの組み合わせはとても新鮮で、くつろぎを与えてくれるからとても不思議です。

バーテンダーは、全て女性。彼女達は、フレンドリーであるだけでなく、いくつかのコンテストで受賞している、フルーツとスピリッツをマッチングさせる最高のクリエーター達。特にシャーロット・ヴォイゼイはミクソロジストの資格を持ち、2004年「クラシック」マガジンのベスト・バーテンダーに選ばれた才能あるバーテンダー。彼女曰く、この4年間でロンドンがNYのカクテル・カルチャーを一歩リードしているということ。イギリスのメディアも、このアパートメントの一室を、最も素晴らしいバーのひとつと高く評価しています。このポッシュでお洒落な地域で、今の流行をリードする人達で賑わうこの場所に行けば、今の旬を肌で感じることができそうです。

Aprtment 195
add: 195 Kings Road, SW3
tel: 020-7351-5195
station: Sloane Square
open: Mon-Sat 4-11pm Sun 4-10:30pm
PCHP: http://www.apartment195.co.uk
Service Charge:12.5%
【人気カクテル】Aprtment195(£8)、Berry Old Fashion(£8)※2004年のシャーロットの「クラッシック」受賞カクテル
参考メニュー】カナッペ スタンダード・セレクション16ピース(£17.50)
ココナッツ・チキン(£7)、14オンスリブ・アイ・ステーキ(£14.95)
【シェフ・データ】ミシュラン獲得経験のあるブライアン・ベーカーがコンサルタントとして、日本食やインド料理をヨーロピアン料理に取り入れてメニューを作成している。ブライアン・ベーカーは、エルトン・ジョンのパーソナル・シェフとしても活躍。

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Apartment195(£8)ウォッカ と季節のベリーとクランベリー・ジュースを合わせたもの。甘さ、酸味共に抑えた人気カクテル。フレッシュなラズベリーが身体を綺麗にしてくれそう。

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