ミュージカル・演劇鑑賞のドレスコード 

何を着ればいいの?
恥ずかしい思いをしないための予備知識


ウェストエンドのミュージカルというと華やかで、ハイソな雰囲気・・・というイメージがあります。こちらでは、着飾り過ぎて恥ずかしい思いをしたり、カジュアル過ぎて白い目で見られたり・・・の防止策をご紹介いたします。

ドレス・コードの実際

どのシアターでもドレス・コードとして指定しているのは、「スマート・カジュアル Smart Casual」です。

イギリスでスマート・カジュアルというと、男性の場合は、ジャケット着用もしくはドレスシャツが基本。ネクタイをする必要はありません。女性の場合はエレガントなドレス、ワンピース、スーツなどの装いが求められます。基本的に男女共にカジュアルサンダルは良くないとされていますが、女性のワンピースなどに合わせるお洒落なサンダルやジュエリー・サンダルは別です。

ドレス・コードは、厳粛なものから順にすると、オペラ・クラッシック音楽・バレエ・演劇・ミュージカルというように、ミュージカルは基本的には着飾り過ぎる必要がないエンターテイメントですので、それほど厳格にする必要はありません。最近は、外国人の観客が増加し、ジーパンにTシャツ姿も多く見られます。ただし、男性の短いパンツにサンダルという格好は完全にNGです。

また、マチネ(昼の部)とソワレ(夜の部)で比較した劇場全体の雰囲気は、マチネはカジュアル、ソワレはシックといえます。

座る席によっても加減する

予約をした席の位置によっても、ファッションを調整する必要があるといえます。プレミアムシートやストールズ(1階)、ドレスまたはロイヤル・サークル(2階)、ボックス・シートに座る場合は、なるべくエレガントなファッションを心がけましょう。反対に、グランド・アッパー・サークルやバルコニーの場合は、あまりゴージャスに装うと周りの雰囲気から浮いてしまう可能性があるので、控えめなエレガントで清楚なファッションにしてはいかがでしょうか。

途中休憩は華やかに振舞う

ミュージカルだけでなく、全ての劇場での楽しみのひとつとして上げられるのは、途中休憩のラウンジ・バーでの優雅な時間。ロンドンの劇場では、一緒に鑑賞している者同士で、シャンパンを傾けながら、感動した場面について話合う姿が見られます。特にロイヤルオペラのラウンジでは、イギリス人のマダム達はイヴニング・ドレスで着飾り、夫はタキシードなどでエスコートをしています。ロイヤル・フェスティバル・ホールのプログラムでは、テムズの夜景を眺めながら、シャンパンで乾杯!そんなロマンチックなインターバルが体験できます。一方、ミュージカルの場合は子供向けに、観客席でアイスクリームの販売が行われてカジュアルな雰囲気も。

ラウンジでの贅沢な時間を楽しむためにも、いつもより少しお洒落をしてみましょう!あなたもその雰囲気にすっかり溶け込むことができるはずです。

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