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「ラブ・アクチュアリー」

クリスマス前のロンドンを舞台に、19人の登場人物のそれぞれの愛の形を描いたハートウォーミング・ラブストーリー。出演はヒュー・グラント、コリン・ファース、エマ・トンプソン、ほか。ノッティング・ヒルの恋人やブリジット・ジョーンズの日記の製作スタッフが繰り広げるイギリスのユニークなエッセンスがたっぷり詰まった映画。 

3:45pm

首相官邸(Downing Street) 


お茶くみ秘書に恋をした独身英首相
この官邸で一人踊りまくる

ヒュー・グラント扮する独身イギリス首相が、お茶くみ秘書に恋をし、官邸で盛り上がる気持ちから身体が踊りしてしまう・・・。首相官邸は、大蔵省や海軍省などの政府機関が立ち並ぶホワイト・ホールの中にあり、首相官邸はダウニング・ストリートに位置する。

また、その並びには、ホース・ガーズ(Horse Guards:近衛騎兵連隊の司令部)があり、その入り口には毎日10時から16時までの間、表情を動かさずに警備にあたる衛兵の凛々しい姿が見られる。

また、その場所からテムズ川の方向には、もともとヘンリー8世によって建てられた宮殿ホワイト・ホールの中に祝宴場として使われていたバンケティング・ハウス(Banqueting House)がある。このバンケティング・ハウスの内部は、チャールズ1世が国王の権威を誇示する目的で豪華に飾られており、ルーベンスの天井画やルネッサンス・スタイルの装飾がみどころ。しかし清教徒革命により、チャールズ1世は国王の座を追われ、バンケティング・ハウスの前で断頭台に上り処刑されたそう。

(行き方)
ウェストミンスター寺院と国会議事堂をはさむ「ホワイト・ホール」という道から、チャリング・クロスの方向(国会議事堂に向かって左手)へ直進。
首相官邸:10 Dowing【フルブラウザ用の地図】
ホース・ガーズ:Horse Guards Parade,SW1ホース・ガーズの【フルブラウザ用地図】
バンケティング・ハウス:Whitehall,SW1【フルブラウザ用地図】


「ノッティングヒルの恋人」

バツイチ男性ウィリアムの経営する売れない旅行書専門店に、世界一有名な女優アナ・スコットが訪れた。それだけでも奇跡だったのに、アクシデントによって、アナはこの平凡で誠実な男ウィリアムに気を許し、キスのお礼をする。そこから始まったウィリアムのアナに対する気持ちの高ぶりと混乱。さて、周りの友人達に支えられ、彼の恋は成就する?

4:30pm
ウィリアムの住むブルー・ドアとトラベルショップ 

マーケットを楽しみたければ土曜の朝。価値あるアンティークから、野菜や屋台料理まで

新「ローマの休日」と言われた映画「ノッティング・ヒルの恋人」。その映画の舞台となったノッティング・ヒルでは、毎日大規模なポート・ベロー・マーケットが開かれ、価値あるアンティークから野菜までが揃い、大勢の客で賑わいをみせる。90年代はアーティストが暮らす街として有名であったが、バブル期の地価の高騰により、若者達はイーストの方へ移動し、比較的裕福な若者が暮らすエリアとなって落ち着いてきた。

ウィリアムの住む場所として設定されていたのは、「ミスター・ビーン」で有名な脚本家リチャード・カーティスがかつて暮らし、この映画の脚本を執筆した場所「ブルー・ドア」の家。しかし、観光客によるいたずら被害が絶えず、青いドアをオークションで売却し、引越しをしたとのこと。また、実際に撮影に使われた家は別の家だということ。

(注)ポート・ベロー・マーケットは、早々に店を閉めるところが多いので、夕方は閑散としている。マーケットを楽しみたい場合は、賑わう土曜日もしくは午前中がオススメ。

(行き方)
ウェスト・ミンスター(Westminster)駅から、サークル・ライン(Circle Line)またはディストリクト・ライン(District Line)で、ノッティング・ヒル・ゲイト(Notting Hill Gate)駅まで。ノッティング・ヒル・ゲイトから、徒歩約15分。ポート・ベロー・ロードをゆっくり歩いて楽しみながら、現地まで訪れたい。
ブルー・ドアの家 add:280 Westbourne Park Road
【フルブラウザ用ブルードアの家の地図】
ザ・トラベル・ブック・ショップ add: 13-15 Blenheim Crescent, London W11
【フルブラウザ用ザ・トラベル・ブック・ショップの地図】

6:30pm Dinner
ノブ NOBU 

アナとウィリアムがいいムードになったのは
ロンドンで一番人気のモダン・ジャパニーズ

ウィリアムとアナがディナーに訪れていいムードになったところで、他のテーブルからアナに関する侮辱的発言が聞こえてくる。それに対して一言物申したウィリアムだが、そのグループの男達には、「お前は、彼女の父親か?」と一笑されてしまう。そのシーンに使われたのは、ロンドンの日本食文化に大きな影響を与えたNOBU。メトロポリタン・ホテルの中にあり、ディナーに訪れる客はいずれもドレスアップしており、人気は衰えることはない。

(上)「omakase」の一品。カウンター席(予約不可)のみ注文ができるので、開店後すぐに入店を。

(行き方)
ノッティング・ヒル・ゲイト(Notting Hill Gate)から、サークル・ライン(Circle Line)で、グロースター・ロード(Gloucester Road)駅へ行き、ピカデリー・ライン(Piccadilly Line)でハイド・パーク・コーナー(Hyde Park Corner) 駅で下車。もしくは、レイドブローク・グローブ(Ladbroke Grove)からハマースミス&シティ・ライン(Hammersmith & City Line)で、ハマースミス(Hammersmith)駅へ行き、ピカデリー・ライン(Piccadilly Line)で、ハイド・パーク・コーナー(Hyde Park Corner) 駅で下車。
add:Metropolitan Hotel, 19 Old Park Lane, W1
tel:020-7447-4747
service charge:15%
【フルブラウザ用NOBUの地図】


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