レ・ミゼラブル、オペラ座の怪人、メリー・ポピンズ、ハミルトンのロンドン公演は、「2021年のできるだけ早い段階」まで、公演の中止を決定。

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レ・ミゼラブル、オペラ座の怪人、メリー・ポピンズ、ハミルトンのロンドン公演は、「2021年のできるだけ早い段階」まで、公演の中止を決定。（2020年6月18日）

6月17日、レ・ミゼラブル、メリー・ポピンズ、ハミルトンの公演を運営するデルフォント・マッキントッシュ・シアターは、公式サイトにて、この3公演に関し、「2021年のできるだけ早い段階」まで、公演を中止にすると決定した旨を発表した。また、ザ・リアル・ユーズフル・グループも『オペラ座の怪人』について、同じ決定を下したことを公式サイトにて告知した。

英紙『ザ・ステージ』によると、キャメロン・マッキントッシュ氏は、この決定について、劇場業界からの政府への働き掛けにも関わらず、資金の借入という申し出以外は、何も得られなかったこと、ソーシャル・ディスタンスの段階的な期限が示されない状況では、公演の予定も組むことができない苦しい胸の内を告白している。※1　さらに、「商業劇場は数十億ポンドの収益を経済にもたらします。今こそこのことが認められ、政府は英国の人々が優れているこの貴重な資質が生き残る手助けをすべきときです。私たちの劇場が活気にあふれていなければ、ロンドンは世界最大の都市の1つとして適切に再開することはできません。※2」

6月16日の英国政府の公式アドバイスにより、6月末から予定されていた劇場、コンサート、スポーツのイベントはキャンセルとなり、多くの劇場では、暫定的に8月2日からの公演開始に変更している。現時点の今年公演の見込みの演目は、マンマ・ミーア（8月2日）、エブリバディズ・トーキング・アバウト・ジェイミー（8月3日）、マチルダ（9月1日）、ライオン・キング（11月3日）など。

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